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【相棒】バディものコミック 5選

buddy(バディ)……仲間、兄弟、相棒、親友、戦友


基本的には、男性を指すのだそうです。

戦いの最中、互いに背中を預け合う存在。「相棒」といえばそんな印象を持ちます。

ホームズとワトソンのような。『バチカン奇跡調査官』のロベルトと平賀のような。『マイアミ・バイス』のソニーとリコのような。……喩えが古くて申し訳ない。



ま、作品によっては「相棒」が人間でないことも往々にしてありますが。『キノの旅』のエルメスのようにね。あの相棒、二輪車ですからね。



アニメ化に伴ってでしょうか、コミカライズもされていますね。



さて、そんな「濃ゆい」関係の二人を描いた漫画作品を5つ、選んでみました。

『応天の門』 灰原 薬 (著)



現在11巻まで刊行中、まだ続いています。

平安随一のプレイボーイ在原業平と学問の神様菅原道真。このふたりをバディにするという離れ業。「設定の勝利」としか言いようがありません。

といっても、二人の間には結構な年齢差があります。酸いも甘いも噛み分けた大人(中年)な業平と、頭はキレてもまだ未熟な少年の道真という組み合わせがGoodです。

諸々の事件と政治闘争が絡んで非常に重苦しい展開もあるのですが、ところどころに挟まるゆる~いシーン……たとえば業平が女性のお香を嗅ぎ当てた事に道真の父親がドン引きするシーンとか……が、上手く雰囲気を和らげています。

この物語をどう決着つけるかも興味のあるところ。なにしろ道真の晩年の不遇は誰しもが知るところですからね。


『GANGSTA.』 コースケ (著)



現在8巻まで刊行中、まだ続いています。

悪党が集う街「エルガストルム」で便利屋を営むニックとウォリック。「トワイライツ」と呼ばれる超人種ウォリックと、その主人にして相棒のニック。

ふたりの過去、背徳の街の勢力争いと差別、外部での戦争、そして人類の行方は……。
設定が設定なだけに、かなりシリアスな展開です。

何よりもアクションシーンとネームが素晴らしい。いや、話もとても面白いです。結構入り組んだ内容なので、ところどころ「あれ、これなんだったっけ……」となることもありますが、とにかくカッコイイので全部OK。

最新刊ではこの二人の「バディ」感がやや怪しくなってきてしまいましたが、そんなハラハラドキドキも含め、今後も楽しめそうな作品です。

スピンオフ作品『GANGSTA:CURSED.



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皇后(上皇后)陛下ご愛蔵「執事ジーヴス」シリーズ……小説&コミックス

英国執事の代名詞「ジーヴス」 美智子皇后陛下(上皇后陛下)が84歳のお誕生日に合わせて宮内記者会の質問に回答された文書は、10月20日に各新聞社がお言葉の全文を掲載しました。

その中に、以下の一節がありました。

公務を離れたら何かすることを考えているかとこの頃よく尋ねられるのですが、これまでにいつか読みたいと思って求めたまま、手つかずになっていた本を、これからは1冊ずつ時間をかけ読めるのではないかと楽しみにしています。読み出すとつい夢中になるため、これまでできるだけ遠ざけていた探偵小説も、もう安心して手許に置けます。ジーヴスも2、3冊待機しています。
これでにわかに「ジーヴス」って何? と関心が高まったようです。
以下はJ-CASTニュースの記事です。

皇后さま効果で問い合わせ殺到 英小説「ジーヴス」、出版社「一日で数千冊の注文が」

版元の文春は早速増刷をかけたようで、ウチの近所の書店でも「皇后陛下もご愛蔵」のPOP付きで、帯も新しく平積みになっていました。

このシリーズを紹介している文春の頁はこちら↓です。

皇后陛下もご愛蔵。英国王室にも愛される「ジーヴス」シリーズの人気の理由とは?

アマゾンでもベストセラー1位に輝いていますね。

ジーヴズの事件簿―才智縦横の巻




ジーヴズの事件簿―大胆不敵の巻




「ジーヴス」または「ジーヴズ」シリーズは、イギリスの作家P・G・ウッドハウスの代表作。全部で14作品あるそうです。

独身の青年貴族「バーティ」と、彼に仕える有能な黒髪の執事「ジーヴス」の謎解きモノです。

バーティは大変性格の良い紳士ですが、残念なことにあまり頭がよくありません。そして当人もそれを自覚しています。

一方、執事の「ジーヴス」は天才的な頭脳の持ち主。なぜ彼が総理大臣ではないのかと、主人であるバーティもいぶかしむほどです。

バーティの友人、知人らは、相談事があるとバーティではなく、ジーヴスの助言を求めて彼の屋敷を訪れたりします。

ジーヴスの肩書は正確には「執事」ではありません。身の回りのお世話をする「従僕」にあたります。「執事」が屋敷全体をとり仕切るのとは少々役割が異なります。

しかし現代の欧米では、イギリスでさえ「執事といえばジーヴス」と思われており、このあたりはあまり気にされていないようです。

欧米で「執事」といえばセバスチャンではなく「ジーヴス」なのですね。

執事と…

祝アニメ化 マンガ大賞2018「BEASTARS」が予想を超えて面白かった話

BEASTARS(ビースターズ) 著者:板垣巴留(イタガキパル)

ただし、どう「面白い」かはちょっと説明が難しい(笑)
ここで話を終えるワケにもいかないので、以下ご紹介していきます。

かる~くネタバレがあります。ご了承ください。

現在14巻まで刊行中。



2019年10月よりフジテレビ「+Ultra」他にてアニメ放映が予定されています。

作者ご自身はアニメ化にも抵抗は無いご様子。主人公レゴシの声のイメージはキムタク、テーマ曲は浜田省吾だそうですが、どうなったかはアニメ公式サイトでご確認ください(笑)

本日3/23(土)開催の #AnimeJapan2019 にてキービジュアルとメインスタッフが解禁されました!✨✨
美しい満月を背にレゴシが自分の本能に目覚める、作中でも印象的な出会いの瞬間を描いています!
公式HP→ https://t.co/GdIHQ6UGkX#bstanimepic.twitter.com/43idVhkcoM — TVアニメ「BEASTARS」 (@bst_anime) 2019年3月23日

あのお笑い芸人さんが漫画家になっていた~『大家さんと僕』

みなさま、カラテカ矢部 太郎さんをご存知でしょうか。

私は今ほとんどお笑い番組を見ないので、イマドキの芸人さんよりはよほどお顔やお名前を覚えていると思いますが、以前バラエティ番組「進ぬ!電波少年」に出ていた人、というぼんやりとした認識……。

久々に書店でお名前を見かけて「え、漫画?!」となりました。

大家さんと僕矢部太郎著



連載掲載誌は「小説新潮」。昨年10月に単行本として発売されました。

カラテカ矢部がマンガ連載、おばあちゃんとの交流描くほのぼのコメディ

新宿区の外れにある一軒家の2階に下宿することになった矢部さんと、1階に住む大家さん(87歳)との日々のやり取りを描いた、絵本のようなコミックエッセイです。

第22回「手塚治虫文化賞 短編賞」を受賞されました。 カラテカ矢部のマンガ「大家さんと僕」が「手塚治虫文化賞」短編賞に
キャラをデフォルメすることも難しいですし、日常の細々したことをコミックエッセイに、というのもプロではない人には難しいと思うのですが、上手くまとめられていて、毒気や嫌味の全くない優しいお話になっています。

ちょっとお茶目な大家さんのお人柄にもよるのかもしれません。

金額の割に中身が薄いコミックエッセイも残念ながらチラホラ見かけますが、こちらの本は、なんというか、誠実な印象を受けました。

下宿を始めたばかりの、お互い距離感を測りかねて戸惑う感じ。徐々に慣れ親しんでいく様子。大家さんが入院してしまってハラハラ……などなど。
しかし、芸人さんがここまで達者な作品が創れた理由が、表紙の折り返しで判明しました。矢部太郎さんのお父さんは、絵本作家の「やべみつのり」さんなのだそうです。

もちろん、親御さんが絵本作家だから子供も絵が上手いとは限りませんが、やはり血筋というか、影響があったのかなぁとも思いますね。
できるだけ長くこの物語が続くといいです。

では。

高尾山登山コミック「高尾の天狗と脱・ハイヒール」

『高尾の天狗と脱・ハイヒール』 氷堂リョージ 著



軽く読める4コマ漫画です。全4巻ですが、タイトル(と中身)を変えて新シリーズが続くようです。タイトル通り、ほぼ高尾山オンリーです。

恋に生きる三十路OL「ノリコ」。彼氏に振られ、ヤケのあまりハイヒールで高尾山に初登頂。以来、子天狗「聖」に気に入られ、目に見える仲間や見えない仲間と週末ごとに高尾登山を楽しむ生活にチェンジ!

……という内容です。

観光ガイドっぽい内容も含まれますが、そうではない登山あるあるネタもあったりで、登山する人もしない人も楽しめると思います。


さて、そんな高尾山に行ってきました。

ノリコと違って、リフトで登ってリフトで帰ってきましたがね……。

高尾山の名物といえば、「蕎麦」「とろろ」「三福だんご」など……。

天狗十穀力団子はじめました

「三福だんご」にも色々あるのですが、高尾山薬王院の境内にある一福茶屋で「天狗十穀力団子」を食べてきました。上のリンクから写真が見られます!

穀物たっぷり大ぶりな団子を炭火で焼いて、くるみ味噌ダレをつけていただきます。ほんのり甘めな団子と濃い目の味噌ダレの組み合わせが美味しいです。団子自体に甘さがあるので、味噌ダレは無しのさっぱりバージョンでお願いすることもできます。

団子ひとつひとつが大きめなので、結構腹持ちしますよ。

三福だんごのお店はいくつかあって、ゴマ団子のお店も。十一丁目茶屋というところでは、三福ではない、普通のみたらしと草団子も売られています。

山麓では手焼きせんべいや酒まんじゅうも売られていて、目移りすること必至です。

お昼は御蕎麦を……と思うところですが、紅葉が見ごろの時だったので、お店はどこも大混雑。

山頂からちょっと足を延ばしてもみじ台にある細田屋さんで、持参のおむすびと一緒に、名物なめこ汁とおでんを頂きました。こんにゃくが美味しかったです!


店内はコンロ不可。なので、ちょっと離れたあたりでは、ガスコンロでお湯を沸かしてカップ麺を食べたり、豪快に鍋をつついているグループなども見かけました。

山頂付近まで確かにケーブルカーやリフトで登れますが、そこから山頂まで少しあります。さすがに舗装されているところばかりではないのでハイヒールは避けたほうがいいです(笑)

あと、シーズンにもよるでしょうが、漫画と違ってケーブルカー始発から行列してました。昼頃下山した…