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甲州印伝と水晶の「一生モノのブックカバー」

かなり以前のことになりますが、雑誌「ダ・ヴィンチ」で紹介されていたブックカバーが忘れられません。たしかダ・ヴィンチだったと思います……(汗)

山梨の書店が販売しているオリジナルブックカバー伝心」(でんしん)。

新聞各紙、雑誌、週刊誌などでも取り上げられたそうです。
🔗冨永愛さんのブログにも。

当時の記事によれば、タモリさんへのプレゼント用にも購入されていかれたそうです。



こちらは、山梨県甲府市にある「(有)宮川春光堂本店」さんの、「書店でも地元の活性化に役立ちたい」との想いから生まれました。山梨の伝統工芸品100%の商品です。

🔗春光堂書店

赤漆と黒漆の「印伝」の表紙に水晶の栞つき。水晶は丸形としずく型にカットされています。表紙からはみ出した部分は、内側に畳んで挟みこむ形なので、どんな厚さの本にも対応できそう。美しい💕です。


📍表生地は「印傳の山本」


印傳の山本」は日本で唯一、甲州印傳(甲州印伝) 伝統工芸士(総合部門)の資格を持つ工芸士のお店です。

印傳印伝)」とは、羊や鹿の皮をなめしたもの。今日ではもっぱら鹿革に漆で加工をほどこした製品のこと指します。
特に甲州、今の山梨県で生産され、「甲州印伝」は国の伝統工芸品に指定されています。

こちらのお店では、ガマグチや札入、鞄といった、「印傳」からよく連想される商品も当然作られていますが、コロプラ(ゲーム会社)やアイマス(ソーシャルゲーム)とのコラボ商品もあり、手広くやっておられるようです。

 🐦甲州印伝|印傳の山本|山本裕輔 @inden_yy

🔗印伝の山本
http://www.yamamoto-inden.com

📍裏生地は「甲斐絹座」


「かいきざ」と読みます。
甲斐絹」は海気、改機などとも書かれ、もとは舶来の織物にならって作られたもの。第二次大戦前ぐらいまで、独自の製法から生まれる独特の光沢がもてはやされましたが、戦中に生産量が激減。近年になり、再興が試みられています。

甲斐絹座」は山梨県内の織物企業4社による企業グループでした。現在は「株式会社 甲斐絹座」として、「甲斐絹」製品の新ブランドなどを立ち上げています。

🔗甲斐絹座・KAIKIZA
http://www.kaikiza.com

📍栞の水晶は「フカサワ宝石」


山梨には世界有数の水晶鉱脈があり、明治以降、発掘地として栄えました。それ以前でも自然に採取された水晶が数多くあったため、水晶の生産地として認識はされていて、江戸時代後期に京都の研磨職人から研磨法を教わり、それが現在の甲州水晶の発展に繋がっています。

今は良質の水晶も徐々にとれなくなってきているそうなので、山梨県産の水晶で作られたこちらの栞も、いずれ貴重なものになるでしょうね。

フカサワ宝石」は創業大正9年。甲府で天然水晶の商品を製造・販売されています。

🔗(株)フカサワ宝石
http://jewelryfukasawa.web.fc2.com

📍サイズ・色・価格


そんな「オール山梨の工芸品」から成る「ブックカバー伝心」。種類や価格は以下になります。

新書サイズ(黒色or赤色)(水晶丸型or水晶しずく型)15,120円×個
文庫サイズ(黒色or赤色)(水晶丸型or水晶しずく型)12,960円×個

注文方法は、FAX、または電子メールによるインターネット注文ですが、詳細は春光堂書店さんのサイトでご確認ください。



日本の「ブックカバー」、実は和製英語にあたり、英語では「book jacket」と言うそうです。欧米でよく見られるペーパーバックには、カバーがかけられることはほとんど無いようですが、日本の「ブックカバー」には90年の歴史があるそうです。

「ブックカバー」という存在自体が「日本らしい」ということですね。

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