スキップしてメイン コンテンツに移動

「復刊ドットコム」を知っていますか?


みなさまは、「復刊ドットコム」というサイトをご存知でしょうか。

🔗リンク http://www.fukkan.com/


「絶版」や「品切れ」で入手困難になった本を、投票で復刊させようというサイトです。



日本出版販売株式会社と出版社29社の出資による創業は1999年、翌2000年にサイトをオープンさせていますから、インターネットとしては老舗サイトです。

会員数は40万人以上。集まったリクエストにより、現在までに約5,000タイトルが復刊されているそうです。

フェイスブックTwitterYahoo!Japanのアカウントで会員登録することもできます。

紙での復刊が難しい場合は、電子書籍になったりもするようです。

自分で復刊リクエストを出すこともできます(二重申請にご注意ください)し、誰かが出したリクエストに投票することもできます。

リクエストしたから絶対買え、というわけではありません(笑)

ブログやサイト所有者向けに、ブログパーツも用意されています。自分でリクエストした本じゃなくても使えますよ。


もう一度読みたい本があるんだけど、肝心のタイトルがうろ覚え……という方向けに、「復刊ドットコム相談室http://www.fukkan.com/seek
という掲示板も用意されています。

まぁ、こういう場の常として、解決するかしないかは運次第という感じですが……。


「売れなくて絶版になった本」を「復刊ドットコム」を通じて復刊させるので、勢い、価格はお高めです。さほどでもないモノもありますが。

でも、これはある程度仕方がありませんね。実際、色々コストがかかっているわけですし、復刊にともなうリスクもありますし。

リクエストが一定数に達した段階で、復刊へ向けての働きかけが始まります。

以前は100票を超えた段階で、だったと思うのですが、今は「一定数」としか記載がありませんね。

しかし。「作者と連絡が取れない」「元原稿の在処が分からない」「現在の権利関係がはっきりしない」「復刊して本当に購入者がいるのか」など諸々の問題があって、「票が集まりました、さあ復刊しましょう」とは、なかなかならないようです。難しいものですね。



総務省の調査によれば、平成26年の段階で、日本の年間新刊書籍出版点数の総計は8万を超えます。(雑誌は含まれません)
🔗参考リンク)http://www.stat.go.jp/data/nihon/26.htm

数年前には6万でした。しかし、その頃よりも書籍全体の販売総額は下がっています。

これはどういう仕組みかというと……。

そもそも本が売れない→じゃあ販売点数を増やしてカバーしよう→書店の棚の奪い合い→一部のベストセラーは生き残るが、他はろくに陳列もされずに返品、絶版へ。

こういうコースを辿っているようです。

一体どれほどの書籍が「絶版」「品切れ」になっているのか分かりませんでしたが、初版で絶版、発売1年で絶版、という話も珍しくないようですから、相当な割合にのぼると考えてよさそうです。

出版社独自で、絶版本を積極的に電子書籍にしよう、というところもあります。が、そういうところばかりではないわけで。

こういうご時世では、「復刊ドットコム」の役割は、17年前よりずっと大きくなっているのかもしれません。

特に今は復刊させてほしい本が思い当たらない方でも、「復刊ドットコム」のリクエスト一覧をご覧になったら、「あ、この本読んでみたい」と思うかもしれませんよ。


で、ひとつだけ言いたいことが……。「復刊ドットコム」のサイト、分かりにくいです(汗)
主旨には賛同しておりますし、応援もしたいのですが、いかんせん、どこに何があるか分かりにくかったり、マイページで何ができるか分かりにくかったり……。もう少し、サイトデザインを何とかしてほしいかなぁ、と……ささやかな希望であります。

コメント

このブログの人気の投稿

評価分かれる最終回「アイアムアヒーロー」完結

『アイアムアヒーロー』花沢健吾 (著)
大泉洋主演で映画化もされた本作品ですが、先日最終巻が発売されました。人類がゾンビに襲われるパニックホラー漫画です。
全22巻。2009年の1巻から8年近くかけての完結となりました。

アイアムアヒーロー(1) (ビッグコミックス)花沢健吾

小学館 2009-08-28
売り上げランキング : 3733


Amazonで詳しく見る by G-Tools

おひとりさま女子の闘病コミックエッセイ

病気の大変さは人それぞれで比べられるものではありませんよね。それでも、独身の女性がある日突然、重い病気の診断を下されるというのは、ことさら大変に思えてしまいます。

そんな状況のコミックエッセイ3作品を、以下に挙げていきます。

和の帆布ブックカバー「一布一会」

ブックカバーはいくつか持っていて、たいていは旅行先で見つけて自分用のお土産にしています。

例外もいくつかあって、そのうちのひとつが、京都の和雑貨屋さん「御陵庵」の販売している「一布一会」ブックカバー。

デパートの催事場で一目ぼれして、購入しました。

🔗京都の御陵から生れた和の小物「御陵庵」 公式サイト
http://goryouan.com/