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羽生三冠が書いた人工知能の本『人工知能の核心』

今日、こんなニュースが流れてきました。


非公式とはいえ、四段が三冠を破るとは、ただただ「驚き」です。

羽生さんは本当に長い間「天才棋士」として頂点に立ち続けてきた方。今も「将棋のこと」「将棋界のこと」「将来のこと」などにいろいろ尽力されています。




さて、先日、以下の本を購入しました。

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの

東京大学で人工知能の研究をされている松尾豊准教授の著書です。


人工知能を知ることは、人間を知ることだ。」というキャッチコピーもそそられます。

出版されたのは一昨年ですが、この手の本としては珍しく、昨年非常に売れた本です。

話題になったので、遅ればせながら購入してみたのですが……パラパラパr……「ん? ちょっと難しいぞ……?

一気に読めた、専門外でもとっつきやすい、というレビューを多く目にしていたので「なんとかなる」と思っていたのですが……(汗)

私にはもっと「とっつきやすい本」が必要なんだなぁと思いまして、本書の前のさらに入門書として購入したのが、羽生さんのご本のこちら!

『人工知能の核心』羽生善治


はい、これはもう一気に読み終えました!

基本的にNHKのドキュメンタリー番組を本にしたもの。番組の方はチラっと見たかな? ぐらいですが。

なにより羽生さんが文章を書かれている、というのが面白いです。本文を羽生さんが。それぞれの章末にNHKディレクターが補足を加えている構成です。

天才棋士 羽生善治の目を通した人工知能」、これがもうワクワクですが、さらにその羽生さんを見ていたディレクターの文章が「なるほどねえ」って感じです。

読みやすいし分かりやすいです。文章自体が平易。「人工知能には興味あるけど……」な初心者さんの入門書に、本当にうってつけの一冊です。

かつて人工知能はどんなものだったのか。今はどうなっているのか。そしてこれからどうなっていくのか。現場でどんな試みが行われているのか、実際に会ってみてどんな人が作っているのか……。

そういった人工知能のもろもろが、羽生さんの丁寧で冷静な文章で綴られています。

なにより、将棋と人工知能という切り口は、羽生さんが書いてこその説得力ですし、「ここでしか読めないよな」という内容ばかりです。

将棋ソフトがなぜ強くなったかとか、囲碁やチェスとの違いとか、プロ棋士と将棋ソフトの関わりとか、将棋のことは何にも分からない私でも楽しかったです。

どちらかというと、羽生さんは将棋ソフトをあまり使わないとか、その理由とか……が興味深すぎて、羽生さん>人工知能、って感じでしたけれども(笑)


将棋に興味のある方、将棋界や棋士に興味のある方、人工知能に興味のある方……いずれにもオススメです!

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